北島Mastertonにある本社自社工場
ここに全ての蜂箱が届きます


マヌカの森から集められた蜂箱は、北島マーストトンにある本社自社工場へ運ばれ、摘出作業に入るまでは蜂箱保管倉庫へ移されます。中には、なんと約1,000km離れた最北地からやってくる蜂箱も!医療用マヌカハニー(ManukaMED)を摘出するための工場でもあるので、ニュージーランド政府(New Zealand Food Safety Authority : ニュージーランド食品安全機関)によって定められた基準以上に、1つ1つの工程に、自社独自の厳しいルールを設けています。

他の蜂蜜より、重く濃厚なマヌカの蜜は非常に摘出しにくく、クローバーハニーなど普通の蜂蜜と比べ、約3倍の工程が必要です。マヌカハニーを商品化するための工程は大きく2つに分かれていて、1つ目は蜂蜜を巣枠から取り出す摘出作業、もう1つは摘出された蜜を濾過/パッキングする充填作業です。

通常の蜂蜜の場合、蜂箱から巣枠を取り出した直後「分離機」に入れられます。しかしマヌカハニーは、蜜蝋ごと削ぎ落とされる機械①に通され、それでも取り出せなかった蜂蜜を摘出するために、蜜房1つ1つから蜜を取り出す機械②に入れられ、最後に分離機③で蜂蜜を絞り出します。集まった蜂蜜を遠心分離機④にて蜜蝋と蜂蜜に分離され、荒さの違うメッシュ⑤⑥にて4回濾過された後、ボトル詰作業専用の充填工場へ移動するために、一度タンクに入れられます。
巣枠1枚1枚から蜜蝋ごと蜂蜜を摘出します
さらに蜜房1つ1つからも蜂蜜を絞り出します
最後に分離機でさらに絞り出します
遠心分離機で蜂蜜と蜜蝋に分けます
第1段階メッシュ
2段階メッシュ
摘出工程を終えタンクに入れられ充填工場へ

養蜂にとって重要な要素である蜂箱ですが、ワトソン社さんでは現在25,000箱の蜂箱を所有しているそうです。実はこの蜂箱、全て自社で製作しているんですって。 蜂箱の良し悪しで大きく養蜂精度が変わるとのことで、独自のノウハウでしかも木製で特別に作るんです。まさか、蜂箱まで自社制作しているとは思いませんでした。

また、蜂蜜を摘出し終わって空になった巣枠は蜂箱にそのまま戻すのではなく、遠心分離機で採れた「蜜蝋」を液状にしたものを塗布して、ミツバチ達が蜂箱に戻り蜂蜜を作りやすい環境を作ってあげるそうです。 ミツバチ達のことをよく考えて、より自然界に近い状況を作り出しているんですね。自然としっかり向かい合ったニュージーランドならではの工夫ですね!

巣枠にたっぷりの蜂蜜が詰まっています
蜂箱製造工場。凄い数に驚きました
北島Mastertonにある本社充填工場 ⑦保温室 最初の活性度検査に回されます


摘出工場を経てしっかりとろ過され液状となったマヌカハニーは、次は数百メートル離れた充填工場へ運ばれます。※同じ敷地内に充てん工場を作らないのは蜂蜜の匂いに誘われて蜂たちが集まってくるのを防ぐためなんです。
常に衛生管理が行き届いている充填工場では、各部屋にエアーロック(気密式ドア)がついていて外的汚染から守られています。

蜂蜜はまず保温室⑦に保管され、そこで最初の活性度検査が行われます。マヌカハニーを高温加熱処理する事によって、活性度数値を意図的に高めることが出来ますが、マヌカハニーに存在する健康作用が壊れてしまうため、高温処置は絶対に行ってはいけません。

蜂箱内の温度と同じ35~37℃に設定された保管室にて、自然に、ゆっくりと寝かせることによって、マヌカハニーの健康活性作用が失われず、自然に高数値のマヌカハニーが作り出せるのです。

高数値のマヌカハニーになればなるほど寝かす時間が必要で、その期間なんと数か月~1年以上。更に、それぞれのマヌカが採れた場所や時期によって、高数値が見込めるバッチとそうでないバッチがあるため、2週間に1回の活性度テストをここでは行います。しかも、寝かせれば寝かせるだけ数値が上がる訳ではなく、養蜂会社の経験・スキル・読みを頼りに高数値マヌカが生み出されるのです。
数値に達したマヌカハニーは、保温室から出され、ボトル詰作業へと移ります。いま一度濾過されたマヌカハニーは、「パストライザー」⑧とよばれる低温殺菌装置に通されます。パストライザーは通常、牛乳を低温殺菌する際に使われますが、蜂蜜を殺菌し、結晶化しにくいマヌカハニーにしてくれます。また、このとき蜂蜜が35~37度以上にならないよう設定し、意図的に高熱処理にて活性度を上げていないかどうかを検査する「HMF検査」も必ずこの段階で行います。

医療用マヌカハニー(ManukaMED)を生産する際にも使われている、40ミクロンのきめ細かいフィルター⑨にて最終的に濾過されます。マヌカハニーは冬場など気温が低くなると、はちみつの中が白く固まり「結晶化」してしまう事があります。この現象は蜂蜜の本来の特性なので、全く問題はありません。しかし、結晶化してしまうと、お湯などで戻す作業が発生したり、触感が変化してしまうので、蜂蜜を結晶化しにくくするために、ゆっくりと蜂蜜を混ぜ合わせる「クリーム機」⑩に入れられ、24~48時間かけてクリーム化されます。

こうして完成されたマヌカハニーは、パッキング専門機⑪にてシステム的に充填・ラベル貼りされ、日本へ送るための梱包・発送工程に送られます。
⑧⑨濾過機とパストライザー
濾過機の中には40ミクロンの最終メッシュ
24~48時間かけてクリーム状にします
最終ボトル詰め&パッキング工程
徹底した衛生管理、品質管理の最終ライン
ラベル貼工程
マヌカゴールドの完成です
マヌカゴールドの最大の特長は【トレーサビリティー】完全追跡システムにあります。 最終的にボトル詰された商品に記載されたバッチ番号を見れば、どのマヌカの森で養蜂された蜂蜜なのか、養蜂家は誰だったのか、養蜂時期はいつだったのか、という事が追跡できます。

今では、ほぼ全てのマヌカハニーにバッチ番号が記載されていますが、その多くは活性度のみと連携している事が多く、複数の養蜂家から集めてブレンドされている一般的なマヌカハニーでは、養蜂家や養蜂時期、養蜂場まで追跡する事はほぼ不可能なんです。全ての工程を自社養蜂・自社工場にて行っている、医療用マヌカハニー(ManukaMED)を生産しているワトソン社だからこそ実現できるのです。
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