MANUKA MEDブランドとして、イギリス、アメリカ、オセアニアを中心として病院や薬局で実際に治療用として使われています。
※薬事法の関係で日本ではお薬として認められていません。
モラン博士と共にワトソン社が共同で研究し、たどり着いた医療用マヌカハニー、それこそがこの「MANUKA MED」です。モラン博士がマヌカハニーの健康活性作用を発見してから、ワトソン社デニス氏と共同で研究を重ね、ついに2009年8月ISO13485の認定を取得し、海外の病院や薬局で実際に使われる医療用マヌカハニーの生産がスタートしました。

MANUKA MEDは、自社養蜂家のみで生産をして、一切他のマヌカハニーと混ぜない為、高活性度&高純度のマヌカハニーだけで作られいるのです。また、厳格なトレーサビリティーが義務付けされているため、いつ?どこで?誰が?養蜂したマヌカハニーなのかが明確化されています。また、衛生品質管理の行き届いたISO13485認定工場のみで生産が許されています。

日本では薬事法の関係で、医療用マヌカハニーをお薬とは呼べませんが、このマヌカハニーはイギリス・アメリカ・オセアニアを中心として、病院や薬局の治療用として使われています。化学薬剤にはない天然のマヌカハニーの抗菌性や健康活性作用を海外ではお薬として認めているという証でもあります。
医療用マヌカハニーを実現したワトソン社CEOデニス氏
ISO13485(医療の国際規格)認定

認定書名:ISO13485:2003
発行機関名:SGS (正式名=Societe
Generale de Surveillance)
証明先:Manuka
Medical/Limited/trading
(Manukamed®)
認定項目: マヌカハニーをベースとした創傷被覆材として販売、開発
取得日: 2009年8月24日
ISO13485は、医療関連用品を対象に審査・発行される認定書です。生体安全性を第一に考え、実験動物や微生物などで副作用などがないか評価し、製造工程においても医療レベルや衛生面、トレーサビリティーなどの基準を満たしているものだけに認められます。
MANUKA MEDとは、ワトソン社のマヌカハニーを医療的現場で使いやすいように包帯状や軟膏状に加工した製品です。MANUKA MEDは、手術創傷や潰瘍、抗生物質を使っても治らなかった感染等に使用され、アメリカやイギリスの病院を中心に治療に実際に使われています。一般の人でも使いやすい応急処置用の製品は、薬局でも購入する事ができます。
最新の技術を使って生産するMANUKA MEDは、ニュージーランド本社工場、そしてアメリカとイギリス、計3つのISO13485認定工場にて生産され、世界中の医療現場へ届けられます。自社養蜂&自社工場、自社研究所。これら全てが完璧だからこそ医療用マヌカハニーが実現したのです。

●外傷性創傷 ●下腿潰瘍 ●床擦れ ●手術創傷 ●やけど ●かさぶた・壊死性の傷 ●供血者部位 ●悪臭中和傷 ●菌状傷 などを中心とした治療に病院や薬局で処方されています。

MANUKA MEDに使われているマヌカハニーは、決して特別な成分を混ぜて作ったものではなく、私たちが毎日食べているマヌカゴールドの蜂蜜そのものなのです。
黄色く見える部分がマヌカハニーそのものです
科学薬剤にはない、天然の健康活性作用です
蜂の行動半径は数百メートルから2キロまでと言われています。この半径2キロの範囲の中に他の花が一切咲いていない、マヌカの花だけが咲いている場所を選んで、そこで養蜂する事が純度の高いマヌカハニーの最低条件なんです。しかも、マヌカの花の蜜は比重が重いため、蜂たちとしては本当は出来れば避けたい蜂蜜だったりもします。ですからよりマヌカだけが咲いている場所を選ぶことが重要になるのです。

しかも、このマヌカの花だけが咲く「マヌカの森」と言われる場所は、ニュージーランドの中でも極々限られていて、街から数時間~数十時間かけて行くような所に集中しています。また、温暖化の影響も受けこういう貴重な「マヌカの森」自体が年々少なくなっているのも悲しい現実です。
蜂の行動範囲は半径2キロ、この範囲の中に他の花があってはいけません。
蜂達にマヌカの花だけから蜜を採って来なさいとは言えません。だから養蜂場所が非常に重要なのです。
蜂箱は、マヌカだけが咲いている場所を選んで2キロおきにこのように設置します。
マヌカだけが咲く場所で、せっかく純度の高いマヌカハニーを養蜂しても、純度の低いマヌカハニーと混ぜてしまったら意味がありません。しかし、実際ニュージーランド現地の状況は、1養蜂家が養蜂したものだけでは量が圧倒的に足りず安定的に商品化する事が難しいため、大手マヌカハニー会社は複数の養蜂家のものを工場でブレンドして瓶詰めしているのが一般的です。

決してブレンドしたものが悪いわけではありません、ちゃんと検査をして活性度も表示されたものであれば問題はありませんが。ただ、純度や健康活性度の問題と、いつ?誰が?どこで?というトレーサビリティーが明確ではない為、医療用マヌカハニーとしての認定が受けられないのです。
※だから、ボトルごとに色や味、風味が違うのはこのためなんです。
医療用マヌカハニーは全て養蜂ロットごとに生産、瓶詰めされます。誰が養蜂したマヌカハニーなのかまで分かるんですよ。
1人の養蜂家が養蜂できる量には限界があって、安定的に商品化するためには複数の養蜂家のものと混ぜて瓶詰めされます。
いつ?どこで?誰が?養蜂したマヌカハニーなのか(トレーサビリティー)が明確。それが医療用マヌカハニーなんです。
マヌカハニーはニュージーランドのお土産としても大変人気で、免税店やお土産ショップなどにも多く置かれています。また、現地ではお料理用やテーブルハニーとしてもとっても愛されていて、日本人の約7倍とも言われる世界一の蜂蜜消費国ニュージーランドの中でも特に人気の高い蜂蜜です。ニュージーランド現地のマヌカハニーを分類すると、大きく分けると以下の3つのマヌカハニーに分類できるようです。
スーパーには数十種類のマヌカハニーが並びます

【医療用マヌカハニー】

医療目的で作られているマヌカハニーです。イギリスやアメリカ、オセアニアでは、病院や薬局などで実際に治療用として使われています。現在ニュージーランドでもたった1~2社のみで生産が許されています。 ※日本では薬事法の関係でお薬としては使われていません。

【お土産、輸出用マヌカハニー】

ニュージーランドに来た観光客の為のお土産用や、酪農以外の輸出品として政府が力を入れているマヌカハニーです。大量生産大量輸出を前提にしているため、多くの養蜂家の蜂蜜を大量に工場に集めてきて瓶詰めしています。

【日常用マヌカハニー】

現地のスーパーなどに並んでいる、お料理用やテーブルハニーとして使われてるものや、マヌカハニー関連商品(ハムやシャンプーなどなど)に使われるマヌカハニーです。健康活性度のない一般的なもので、マヌカハニーのおよそ80%はこのジャンルのものになります。

Medical Manuka Honey

[医療用マヌカハニー]
研究開発と、実際の医療現場での使用例